スマホ版ドラゴンクエストビルダーズについて 課金要素など

お久しぶりです。

やや今更ながらあまり攻略サイトが充実していないので、スマホ版ビルダーズの記事を書くことにしました。少しネタバレを含みますが、逆に未プレイの方はその部分はなんのことだか分からないだけかと思います。

 

課金要素について

まず気になるのは課金要素かと思いますので、これに触れたいと思います。4つありますね。

まず魔法の絨毯ですが、これはめちゃくちゃ便利なアイテムです。空中を高さを自由に変えながら飛ぶことができる(上に移動速度も後述する流星のくつには劣りますがかなり速い)夢のアイテムで、ビルドに使えるのはもちろんですが、それ以上に1~4の島とバトル島で使えるのが非常に大きく、素材集めでも空をぴゅーっと飛んでいくことであらゆる手間を回避できますし、バトル島では真ん中に敵を集めて上空から魔法の玉を設置するだけでほぼ全てのバトルを容易くクリアできるようになる素晴らしいアイテムです。なんなら拠点の島から空を飛んで旅の扉を使わず各1~4の島に行けますw。フリービルドをやるつもりが少しでもあれば基本的に買いだと思います。

ただ、手間を減らせるだけなので時間をお金で買うアイテムではあります。よってお金を時間で買う派の人なら買わない選択もあるのかもしれません。課金せずとも、流星のくつというアイテムが追加されており、これは超げきとつマシンのトップスピードレベルの速さで走れるとんでもないアイテムです。十分やっていけるレベルだと思います。

 

次にドットの指輪です。手に入るドットを3倍にします。一見、ドットブロックのことかと思ってしまいますが、そうではありません。今作にはドラクエカセットの作業台が追加されており、ここで使える素材です(Switch版からあるようですが)。イメージとしては2のビルダーハートに近いです。ビルダーハートほどなんでも交換できるわけではないものの、それでも様々な素材と交換ができる他、目玉は1000個で取れる素材無限化アイテムと100個の白紙のチケットだと思います。非常に効果的なアイテムで、フリービルドをやるのであればこれまたとても優秀だと思いますが、魔法の絨毯に比べると優先度が下がるかとも思います。無限化作業は非常に面倒なのですが、一応ドットの指輪がなくとも白紙のチケットはループできます(バトル島1回約300個程度は出ます)し、時間が3倍かかるだけなので出来ないことが出来るようになる絨毯とは少し変わってくるでしょう。ちなみにメタルスライム踏み法は修正されているのでそれに期待しているならご注意ください。→ただし、ハンド踏みつけ法を考案しました。稼ぐことは可能です。

 

最後に天体とボスフィギュアです。これらは完全に鑑賞用ですから上の2つとは性質が全然違います。上2つは時間をお金で買うアイテムですが、こちらは単純に物を購入するのに近いです。いずれもよく出来ていて、動きもあるので楽しいですし、天体の陽をメラゾーマに見立ててゲマ作るとか違った使い方も出来そうでしたが、一方で興味が無い人には全くいらないアイテムでもあります。これを買うならオールイン購入確定だと思いますので、先に画像検索をじっくりして決めると良いかと思います。

 

個人的結論:魔法の絨毯は買い、ドットもお薦めなのでオールイン推奨だがどうしても嫌な人は魔法の絨毯だけにすると良い。天体やボスに興味があればオールイン、

興味が無く、ドット作業も耐えられるなら絨毯だけ購入、がお薦め。全部買わずに様子を見て、フリービルドやる気になったら絨毯orオールイン購入も手。

新要素について

色々ありますがいくつか挙げてみます。

1、操作性

非常に悪いです。向きを変えたり、ハンマーや武器を振ったりするのも苦労します。ただ、元々戦闘面は楽なゲームかつHP初期値50にアップしたおかげでそこはほぼ大丈夫なのと、その分様々な面で非常に緩和もされており、収納箱の収納や住人等との会話などが少し離れていても可能ですし、扉も自動開閉、段差も1段は自動昇降、魔法の玉で自滅してもダメージ大幅減(20~25前後です、敵にはそのまま)おまけに超げきとつマシンが壁に激突しなくなりました。そのため最終的にはそれほど辛くはなかったです。一応終章のラストバトル直前まで全ていのちのきのみを縛りましたが、それでも伝説装備も縛ったラストバトル第二形態(と2章ボスだけは少し苦戦しました)以外は難なく撃破しました(さすがに要所要所で幾度か死にはしましたが)ので操作性が悪くてもカバーはされていると思います。

2、常に疑似ビルダーアイ

便利です。高所建築がやりやすい他、魔法の玉を遠くから置くなどのセコ技も可能です。ただ下方向を掘るのが面倒になりました。長押しで時間がかかる上、狙った場所を掘るのが少し難しいです。それもUndo機能のおかげで多少ケアされていますが。

3、Undo機能

いわずもがな便利です。植物や壊せない物などにも適用出来ます。セコ技としては崖を登ったあとこれでブロック回収とかも可能です。

4、装備の耐久値撤廃

これも良いですね。これにより無理に工房を作らなくて良いですし、木の枝とか鉄などを余計に集めておかないといけないというのがなくなりました。

一方で草花スコップがアイテムとして使う形になり、基本一個ずつしか採取できなくなったのは不満点です。

5、ハンマーの回転斬り廃止(ドッカンハンマー追加)

これ微妙でした。良い面もあるものの、ドッカンハンマーの発動操作が例の操作性によって地味に悪いのと、平面で考えると掘るマス数が少ないのがしんどいです。炸裂ハンマーなら諸手を挙げて歓迎だったのですが。

一応炸裂ハンマーはアクセサリーによってフリービルドなら発動出来ますが、ストーリーでは作成出来ないので今後アップデートで改善して欲しいです。個人的にはアクセサリーも枠圧迫するのでメニューとかで切り替えられるようにして欲しいです。

6、アイテム所持枠アップと1スタック9999

これは大きかったです。収納箱作成前あるあるだったアイテム枠満杯現象がほぼなくなり、建築でも9999持ちのおかげで作業しやすくなりました。ここはビルダーズ2以上に良いです。

7、落下ダメージ緩和

そこそこの高さから落ちてもダメージを受けなくなりました。また、死亡することが絶対になくなりました(敵は普通に死にますのでフレイムブリザード狩りで落下法は使えます)。高所から降りた時の硬直も無く、ビルダーズ2以上に便利です。基本的にプラスですが、一応敵AIが変化して4段あっても降りるようになったのでそこだけ注意です。

8、超げきとつマシン使用感変化

これは上方修正と下方修正両方入っています。まず敵激突後の再ダッシュがなくなりました。自分でダッシュボタン連打することで擬似的に再現は出来ますが、多少隙があって敵に平然と攻撃を通されることが多くなっています。一方で、敵の攻撃を受けても降りず、壁に当っても激突することなくそのまま乗っていられるため乗り物としての利便性は大幅に向上しました。兵器としてはパワーダウン、乗り物としては大幅パワーアップです。

9、アイテム大幅追加

各章住民を再現出来るフィギュアの追加、アイテムとして使うグローブ追加、ドットを通貨のように使って物を手に入れられる作業台追加、流星のくつ追加などです。流星のくつは信じられないスピードで走れますが、歩く速度が上がらないのでみかわしの服がフリービルドでも便利です。これは単純に歓迎ですが、アクセサリーの装備枠がカツカツ過ぎるのだけが困りどころです。素材無限化の作業台は非常にありがたいです。かゆいところに手が届かないというほどではないですが、メタルゼリーなんかが無いのは注意ですが。

 

 

 

まだまだ他にもあると思いますが、新要素はこんなところです。正直言って新要素が多すぎてもはやビルダーズ1というか1.5とでも言うべきで、総合的にはとても良い仕上がりだと思います。ビルダーなら買って損の無い作品だと思います。私は建築の能力を竜王に奪われているのであまり活かせませんがw。

 

終結:とてもオススメ出来る一作

 

追記・ドット自体はSwitch版からあったっぽいです。失礼しました。ただ素材無限化が追加されているので、便利になったのは同じですね。