逆襲の物理受けフーディン考察

何故か某枠の借り物企画で人気が出たのでこれを書くためだけにブロマガを始めてみました。拙い文章ですが耐えられる心の広い方はよかったらお読みください。3値の理解は前提としています。

第六世代に入り謎の逆風が吹き荒れるフーディン。もともと使われていたゲンガーはメガでさらに耐久、良特性をもらったにも関わらずライバルとも言えるフーディンはもともとゲンガーより使われていたわけでもないのに何故か90しか種族値も上がらず、しかも微妙特性を渡される冷遇である。そしてギルガルドファイアローの登場で追い打ちをかけられてしまった。

そんな悲劇のポケモン フーディンの考察です。

種族値
ニャオニクス
74 - 48 - 76 - 83 - 81 -104
フーディン
55 - 50 - 45 - 135 -95 -120
メガフーディン
55 - 50 - 65 - 175 - 95 -150

まるでゴミみたいな耐久種族値。やはり物理受けなど幻に過ぎなかったのか?



フーディンが物理受け出来る3つのポイント
1、メガストーンではたき落とすを軽減可能
2、エスパー故に格闘に強い
3、高速回復技を持つ

さらにフーディンは特性が猫騙しに対抗できる精神力、定数ダメージを打ち消すマジックガードとそれなりに良質な物が揃っており、メガ後のトレースも場合によっては使えるものである。また火力が十分にあり、遂行速度はまあまあ優れる。

とは言うもののこのままでは受けきれるわけがない。そこで登場するのがバリアーである。防御を2段階上昇させる積み技であるが、これによってフーディンは多くの物理技を受けることが出来る。

というわけでこれが考えだしたフーディンである。

フーディン H252B76S180おくびょう 持ち物メガストーンorゴツゴツメット
確定技:バリアー、じこさいせい
選択技:きあいだまサイコキネシスマジカルシャイン、チャージビーム、シャドーボールくさむすび、でんじは、めざめるパワー、サイコショックエナジーボール、サイコシフト、ガードシェア

H・・・全振り
B・・・アローの珠ブレバ耐え
S・・・余り(ゲンガー抜き)

耐久を削ってスピアーを抜いておくのも手だと思いますが一応配分案を。技はサイコキネシスと気合玉が使いやすいですが、環境に応じて使い分けてください。ちなみにバリアーは遺伝技。


追記・・・よく考えたらマジックガードとはいえH全振りじゃなくて3減らして228振りで天候ダメ最小にしてもいい気がする。その場合Bに回すか、Sをメガスピアー抜きにするかはご自由に。


おまけ ちょっとだけダメージ計算

メガクチートの不意打ち 防御6段階上昇メガフーディン 34.5%~40.7% 確定3発
メガクチートのじゃれつく 防御4段階上昇メガフーディン 37.6%~45% 確定3発

メガクチートは交代読みか不意打ち読みでバリアー2回打てれば勝てます。

意地っ張りメガガルーラすてみタックル 防御4段階上昇メガフーディン 42.5%~50.6% 乱数2発

メガガルーラは急所が怖いですが、逆にこちらも親子愛を奪えば特攻無振りでも気合玉でH252ガルーラといえど確定1発を取れます。ガルーラも不意打ちを打ってくればバリアー2回打てるので勝てますね。

ガブリアスげきりん 防御2段階上昇メガフーディン 40.7%~48.1% 確定3発

この辺は余裕ですね。スカーフだけは注意ですが。

ローブシンのはたきおとす 防御2段階上昇メガフーディン 40.7%~48.1% 確定3発

特攻無振りメガフーディンサイコキネシスローブシンに確定1発ですが、さすがにチョッキ持ちには耐えられてしまいます。それでもかなりの確率で勝てると言えるでしょう。






些細な問題点
・アイテムをどうするか。ゴツメでは若干耐久が足りないのでメガ石を使わざるを得ない。
・受けでありながら受け出しが出来ない。

そして

急所に当たるとヌケニンのごとく散る。